2013年1月10日木曜日

暫く吹かないと

これまで毎日4時間くらい練習していましたが、昨年末から時間が取れなくてあまり練習できません。

吉田雅夫さんによれば、フルートは忙しい時でも、少しでもいいから毎日必ず吹くようにすること。一日でも吹かない日があると、とたんに音が出なくなると言っていました。

私の場合、一週間程度吹かなくても、音の出方に変化はありません。

毎日吹いていても、フルートは(奏者かもしれませんが)気まぐれで、時に依っては楽器が壊れたかと思うくらい鳴らない時もあります。

そういう気まぐれと、暫く吹かなかった時のスキル低下の度合いに差を感じません。

もしかするとそれは、本当の音」にたどり着いていないのかもしれません。

だとすると寂しいのですが、そんな状況です。


で、今日は久しぶりに少しだけ時間ができたので、20分ほど吹いてみました。

「本当の音」かどうか疑問ですが、音は出ます。

高音域のスケール練習で、左前腕が痛くなります。

毎日練習していた頃も痛みは感じましたが、日に日に練習するにつれて痛みは和らいできました。

これは筋肉トレーニングを毎日行っていると筋肉痛にならないが、暫く間を置いてトレーニングすると翌日筋肉痛がすることに似ています。
症状として似ていますが、恐らく原理は違うように思います。

フルートの場合、痛むのは筋肉ではなく、筋そのものなのと、翌日痛むのではなく、すぐその場で痛くなるという点で筋肉トレーニングと症状が異なります。

フルートのキーを操作するのに筋肉痛がするほど力を入れたらフルートが壊れてしまうでしょう。

高音域を正確に速く演奏しようとすると慣れない動きを強いられるので、自ら筋が緊張してしまうのだと思います。
無理に速く動かすのではなく、正確にゆっくりできるようにして、徐々に速度を上げて行くことで過渡な緊張なく滑らかに動くのではないかと想像します。
私の場合、フルートを暫く吹かないと、音より指に影響が出てしまいます。
繰り返しますが、そもそも音がまともに出ていないのかもしれませんけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿