2013年11月28日木曜日

初見のテストで×

Gariboldiの易しいエチュードを先生宅に預けてあって、毎回初見のトレーニングをするのですが、今回は難しかった。

否、そうではない。楽譜のせいではないのだ。
難しい譜面ではないのに、それすらできない自分のへっぽこに嫌気が差した。

三拍子なのですがヘンテコなリズム。シンコペーションが多用されていて、眺めてもどう演奏していいかよくわからない。
音価を守って吹けばいいかなと思って吹き始めるのだが、吹いていて三拍子を感じられない。

初見に躓き、初めて×をもらってしまった。

が、しかし苦手なパターンがわかったことと、初見の対処のしかたを教わったのでもう次回からは怖くないのだ。

つまり、自分で裏拍までしっかり数えられるテンポまで落として、ゆっくり吹けばいいのだ。

それにしてもつまらない曲だなあ、と思ったら、先生が速く吹くのを聴いてびっくり。

なかなか軽快でいい感じ。テンポも大事なのだ。が、しかし初見ではテンポまで要求されないから慌てないことだな。

シンコペーションが苦手だということがわかった。
が、しかしシンコペーションは大好きなのだ。シンコペーションこそ音楽の聴かせどころだと思う。なので好きなんだけれども苦手。
苦手で嫌いと来た日には救いようが無いが、好きなのだからいつか克服できる日も来ようというもの。

もうどんな譜面でも問題ない(と思う、、、)。

バッハの1035の一楽章はだいたいできているつもりでいたのだが、タンギングすべきところを落としていたりダメ出しの連続。

下降音形は速くなりがちなので気をつけること。

反対に上昇音形は遅くなりがちなので、最後のところはアッチェレランドしてもいい。

暫く前に録音したのだが、いずれ録り直す必要あり。。。。

先生にバッハが好きだと言うと、ちょと不思議そうでした。
もっと自由に歌う曲のほうがおもしろいのではないかと。
ずーーっとバッハばかり聴いていたら飽きてしまうけど、でもバッハは好きなのだ。
特定の作曲家の曲が好きだということはどういうことなのだろうか?
「かっこいいと思う」かどうかにつきると思う。
何故、それがかっこいいと思うかと聴かれても、感覚的なことをもうこれ以上言語で因数分解できないのが好きとか嫌いということなのかもしれない。

2013年11月27日水曜日

またしても変な夢

今日は歌のレッスンでした。

昨日早朝に観た夢について先生に話しました。
オペラの本番当日に、急に私が主役を演ずるように言われ、歌詞を覚えていないことに困惑するという夢でした。

おそらく、来月の本番で歌う歌の歌詞を完全に覚えていないことに対する不安が夢に現れたのでしょう。
それなら合点がいきます。

なので今日は暗譜で本番に歌う曲を片っ端から歌うレッスンでした。
歌の個人レッスンで、歌詞を覚える練習って甘々ですよね。
恥ずかしいです。こんな私。


で、今朝も夢を観ました。かなり変な夢です。
私が便器のショールームにいます。
おしゃれなデザインの便器がたくさんあります。
説明員が私にひとつの便器を勧めます。
そして、試しに試用するように言うのです。
現実にそんなことがあっても、人前で試用することはありえませんが、そこは夢。
子供用のオマルをスクエアにしたような形の、真っ白な陶器製のそれにまたがり、大きい方を気張ってみました。
急に言われても出ません。かなり頑張って気張ってみましたが成果はありませんでした。

成果が無くてよかったです。
もしここで、成果があったら、、、、
考えただけで恐ろしい。

暫く前に購入した湯たんぽがお湯漏れしてベッドが悲惨なことになりましたが、そんな比ではなかったことでしょう。もし、成果が出ていたら。

なので、そういうことから考えれば、歌の個人レッスンで歌詞を覚える練習することくらい、恥ずかしいことではないのかもしれない。ってそういうことと比較するか。。。

もしベッドにそこまでの粗相をしたなら、落ち込みの極地です。

立ち直れないかもしれない。

が、しかし、いつかそういう事も自然なこととして起こりえるわけで、それにいちいち立ち直れないくらい落ち込んでいるわけにもいかないでしょう。

ああ、なんだか虚しいかも。


明日はフルートのレッスンです。
もうおいらに恥ずかしいことなどありません。
おもいきり、体当たりで吹いてくるもんね。
先生の前でどんなに酷い演奏をしようと、うんこ漏らす恥ずかしさより何億倍もいいもんね。

それにしても今朝の夢は何を暗示していたのでしょう、、、、

2013年11月26日火曜日

将来の夢とか、そういう話ではありません。

1975年、菜々子でフルートを始める少し前に夢中で読んだ、「豊饒の海」三島由紀夫著で清顕が夢日記をつけていることを真似て、暫くの間夢日記をつけていたことがあります。

夢とはたいがい脈絡の無い奇妙な展開をするものですが、どうかするとかなりリアルなこともあります。
朝、目覚めてしばらくすると忘れるので、すぐに日記に記するべく枕元にノートをおいておき、目覚めとともに素早く記するのです。
すると夢の記憶は長期的に記憶され、リアルな夢である場合は、それが夢であったということを識別しづらいのです。
暫く前に友人に千円貸したのは夢だったのか、現実だったのかわからなくなるようなことがほんとうに起こるのです。
夢日記はおよそ4-5年続けたのですが、そんなこともあって気味悪くなり止めてしまいましたが、今でもその頃、日記につけていた夢のいくつかは鮮明に覚えています。


今朝方、リアルな夢を観ました。
何故か私がオペラに端役で出演することになっているのですが、突然オペラを主催する先生から私に主役を歌うように指示がでました。
え?だって今日本番なのに、そんな、主役の歌詞覚えていないし、どうしよう、どうしよう、どうしよう、、、ああああ困ったああああ。
と、本気で悩んでしまった。
もう夜が白みかかっていて、ベッドの中にいる自分を意識しているのに、それが夢だとわからない。
もし、これが現実ならば、急に言われても歌詞を覚えていないのでできませんと辞退すればいいだけの簡単なことなのですが、できない、困った、どうしよう、のループに陥り、心臓がドキドキするのです。

単位が足りなくて大学を四年で卒業できない、などということはありませんでしたが、どういうわけか、卒業してからだいぶ経っても、単位が足りなくて卒業できないのではないかと不安になる夢をよく観ました。
何か心配性な性格なのでしょう。
「夢中で何々をした」と言うがごとく、夢とは理性による思考を超えたところにあるのでしょう。
なので、人前での演奏機会は控えています。

仕事は平気で大胆なことできるんだけどなあ。。。どうせ会社のお金だしね。


で、夢ではなく映画「戦場のピアニスト」観る。
カンヌ パルムドール。
シュピルマンの人生にロマン・ポランスキーは自らの生い立ちを見たのではないだろうか。
ドイツ人と日本人の気質は似ていると言われます。どういうことなのかわからなかったのですが、戦争での狂気で正にそれを感じたのだ。

2013年11月24日日曜日

音色に人柄?

久々に友人とうまいピッツァを食べに。

オペラを歌っているその友人に、フルートを聴いてもらったことがあります。

曰く、私の音は「人柄が出ている」音色だと言います。

なんだか嬉しい。

日本人がボルドーで造ったワイン
生ハムとタコ
カラスミ(ハード&ソフト)とウリと酸漿
栗と紅芋とエビ芋と下仁田ネギ
鴨の釜焼き
牡蠣と下仁田ネギ
生ハムとクアトロフォルマッジ
無花果とイチゴのフルーツピッツァ
旨々で幸せ気分♪でした。
今日はお酒止めておこうっと。


映画「アンダーグラウンド」観る。
ユーゴスラビアの混乱。カンヌパルムドール受賞作品。
酒とタバコとうるさいブラスの音楽で映画はハチャメチャ。
世界もハチャメチャ。
祖国とは何ぞや?
菜々子でフルートを始めた頃、「東ヨーロッパ」加藤雅彦著を読んでいたことが懐かしい。

2013年11月22日金曜日

呑み過ぎ、、、

近所にバールが開店し、友人と食事して、ちと呑み過ぎてしまった。
小布施のワイン
 栗鹿ノ子で有名な小布施のワイン。濃厚な若い葡萄の味がする国内ワインもいいものです。
この後、シャンパンを二本開けてしまって、ちとグロッキー。

庭で採れたザクロ



2013年11月20日水曜日

ヤマトイモ 

ご近所のフルートアンサンブルのリーダーTkさんから大和芋が大漁なのでお裾分けしますとのことで大和芋をたくさんいただいてきました。

おろして冷凍にすれば日持ちするとのことで、懸命に皮を剥いておろしました。

手がかゆい。


八木玲子教授によれば、フルートは近代化とともに、穴の数が増えてきたが、尺八は逆に穴の数が減ったのだそうです。
そして、それぞれの楽器が発する音のスペクトルを分析すると、フルートの方は、ほとんど可聴周波数帯に収まるのですが、尺八は可聴周波数帯を超える超知覚領域の音の成分がたくさん含まれています。

これは、歌の世界でも同様で、西洋の歌は近代化とともに、周波数成分が可聴域に限定されていくのに対して、東欧、東アジア地域の歌は非可聴周波数成分を多く含むのだそうです。
つまり、西洋の近代化が聴こえないモノに対して冷遇するようになり、聴こえる範囲を大事にするという合理性を重視したからだと言えるのだとか。

尺八をフルート風に吹いた演奏と、虚無僧が吹く伝統的奏法と、音色の変化を強調した演奏を較べると、フルート風の演奏のスペクトルより音色の変化を強調した演奏に、より多くの超知覚領域成分が含まれ、ミクロな時間的領域でスペクトルが劇的に変化します。

そして、演奏を聴くと、音色の変化を強調した演奏は、深く波乱万丈な音色で、不安定性、複雑性をあえて増幅しながら発達してきたことがよくわかります。

西洋のフルートが音の安定性、一様性を追求して発達してきた一方で、日本の伝統的な楽器尺八は、一見、素朴で単純な構造だが、演奏者の身体的、精神的な変容を増幅し音の構造に極めて鋭敏に反映しながら深く豊かな音の表現の次元を築き上げる、極めて高度なハードウエアであると。

フルートで豊かな表現をしようとすると、多彩な音色を使い分ける必要があるということをよく聴きますが、もしかすると、西洋の近代化の限界が楽器そのものにあるのかもしれませんね。

そこまで思い詰める領域に至っていませんので当分の間、心配ありませんが。

2013年11月18日月曜日

クラシック音楽はわからない

とか言うじゃない?

私にはそのような崇高なものはわからない、という言い方はそも自分を卑下する日本人の奥ゆかしさから来るのではないだろうか。

「わかる」とか「わからない」とはそもそも、いいと思うかどうかなのではないだろうか。

いいと思わないという能動的な言い方より、わからないという卑下した言い方を好む国民性のような気がする。

私自身、好きな曲以外は、よほどのことがないかぎり、「いい」と思わないし、聴いてみたいと思わない。

それでも演奏することで、いい指揮者に出会って、これまであまりいいと思わなかった曲が好きになることもある。

聴いて感動する曲と演奏することで感動が深まる曲ってのがある。


N響の1760回定期公演のブラームスを観た。

つい先日生で都立大オケの演奏するブラームス2番を聴いたばかり。

やはり、以前から好きな一番はいい。

ですが、ブロムシュテット指揮のブラームス一番の四楽章のフルートはおかしかった。

有名なフルートソロ。

ミーレドソー、レーミードー、ソーファー♯レー、、、、

レーミードー、のドーの次は四分休符で、フルーティストはしっかりブレスしているのに、前のドの音が響いたままでした。

そんなばかな。セカンドがぴったり同じ音程で吹いていたのだろうか。

楽譜では1stのみです。

録画の都合でリップシンクがうまくいっていないのかとも思いましたが、指の動きと音はあっています。

あれは一体なんだったんだろう、、、。謎だ!

いいオーディオ装置がなくても、大画面と外付けステレオで観るオケの演奏はいいものです。

大きなホールに響きわたる生楽器の壮大な咆哮には勝てませんが、自宅でこれだけ楽しめる幸せっていいかも。

2013年11月16日土曜日

マルカの湯たんぽ

ドイツの湯たんぽfashyは修理に返送しました。

急に寒くなったのに、湯たんぽの無い生活は辛い。

ちと悩んだ末にマルカのステンレス製の湯たんぽを買ってしまった。

fashyに4,000円使って、更にマルカに6,000円。

一冬に湯たんぽに1万円も使ってしまった。

これまでマルカのトタン製の湯たんぽを2-3年毎に買い替えていました。(2-3年で穴が開くので)

が、マルカこそ湯たんぽの王道。

トタン製より長持ちしそうなのと、お湯がたっぷり入るのでパワフルなのです。
マルカ ステン 湯たんぽセット
癒されます。 お勧めです。ただし低温やけどにはくれぐれもご注意ください。


今日は午前がアンサンブル。午後は都立大オケの演奏会。
夜は別のアンサンブル。

通算6時間くらい吹きました。

疲れた。。。

湯たんぽに癒されて眠るのだ。。。


2013年11月14日木曜日

音楽的に吹くということ 

レッスンでした。

YouTubeでMauro Scappiniさんが吹くエチュードを聴くと、ブレスを大きく取る場所で、テンポがメトロノームよりだいぶ遅れる感じです。
それでも全く不自然さは感じません。

Gariboldi Op.132 #15を、そんな感じで吹いてみました。
Allegroですがエスプレッシーヴォな感じです。

音楽的に不自然でなければ、それでいいということで◯になりました。

ただし、エチュードは特に、楽譜どおりに吹けることが大前提。
その上で、音楽的に自然にテンポを揺らすならいいですよとのこと。

バッハ1035の一楽章は「まあ、いいんじゃあないですか。」とのことでしたが、先生の前だとうまくいかないんですよね。
家ではもっとうまく吹けるのに、、、。

二楽章は速いのと、アーティキュレーションが目まぐるしいので難しい。

たまにコメントをくださる還暦の笛吹きさんから紹介いただいた「西洋音楽論 クラシックに狂気を聴け」がアマゾンから届く。

音楽は聴く楽しみと楽器を演奏する楽しみ、歌う楽しみ、踊る楽しみ、歴史や変遷を探る楽しみと楽しみが実に豊富だ。

2013年11月12日火曜日

フルートが面倒に 

アンサンブル仲間から悩みのメールが来ました。

レッスンでレベルの高い要求をされて前に進まない。
フルートが面倒になってきた、とありました。

なんだか悲しいメールですが、辛い状況を察することはできます。
そして、面倒になってくる心情というのも理解できます。

あまり高い目標を掲げるとそうなってしまうかも。

アダルトビギナーの場合、多くは楽しみとしてフルートを吹いているのですから、過渡に厳格な目標設定をしないほうがいいと思う。

フルートを吹く事の目標は「楽しむ事」につきる。

なので、毎回目標は達成するのだ。

上手になれば、さらに楽しみも増すだろうからコツコツ基礎練習するし、基礎練習も音楽だと思えば楽しめる。

T.G. EJ4 などはバッハの楽曲みたいではないか。


ドイツの湯たんぽFashyはエア抜きしても水が漏れて、ベッドやふとんがまたもやびっしょり。
日本の代理店のコールセンターに電話して、修理のため品物を発送しました。
マルカの金属製のを買おうかと思い、近所のホームセンターを二軒はしごしたのですが、二軒とも置いていません。

どうも店舗の魅力が薄れてきています。
アマゾンでたいてい揃うし速いし。


映画「4ヶ月、3週と2日」観る。
チャウシェスク時代のルーマニア。パルムドール受賞作品。
シンプルなストーリー展開の中に、大人の身近な人間関係が上手く描かれている。
シニア向け映画と観た。人生の経験が浅いと観てもわかりにくいだろう。

2013年11月11日月曜日

癒しの湯たんぽは水漏れ

やっと届いた癒しの湯たんぽは、初日から水漏れ。

あったか湯たんぽに癒されて快眠したかと思うと、何か異様な感触が。

あれ?

水漏れしてる。

ベッドシーツに羽毛の掛け布団、ベッドのマットまでびっしょり。

濡れたパジャマを着替えて、ベッドにタオルケットを何重にも折り畳んで敷いて朝を迎える。

なんじゃこれは?

高いコストを負担したのにこりゃないわな。

すっかり意気消沈しながら、代理店に電話しようかなと考えながら、取り説をよく読んでみた。

すると、お湯をいれてから中の空気を抜いてからキャップをしないと漏れると書いてあるではないか。

今夜もう一度取り説通りにやってみて、それでもあかんかったら電話しよ。

フルートは今日もまずます。
そうは言ってもエチュードを指定のテンポで演奏することは不可。
いんだ、ゆっくりやれば。

2013年11月10日日曜日

癒しの湯たんぽ到着

午前中は第九の練習。夕方から年内最後の囃子の練習。

その合間を縫うようにフルートの基礎練習とエチュードと課題曲を復習う。

今日のフルートはまあまあかな。
もっと吹いていたいという意欲がある時は吹いている事自体が楽しいのでいくらでも吹ける。
咽喉を鳴らしながら吹くと、クチビルが震える。そのあとに普通に吹くと音色がとてもいい。クチビルが柔軟になるような気がする。
この方法は当面続けてみたい。毎日やったらすごく音がよくなるような気がする。

一日中、音楽の練習。

これだけ音楽漬けなのにまるで上手くならないし音痴は改善されない。

上手くなる事が目標なのではなく、演奏することで人生を楽しむことが目的なのだからこれでいいのだ。と自分を慰めないとやってられない。


昨日ドイツ製の癒しの湯たんぽをオーダーした後、ドイツの友人にそのことを話したら、なんとドイツの彼女はFashyを二つ持っているとのこと。
とてもいいそうです。
いくらで買ったのか聞かれたので、およそ30EUROだと伝えたらとてもびっくりしていた。
ドイツのアマゾンでは9.5EURO。ですが彼女の近所のお店では5EUROで売っているそうです。
オーダーする前に言ってくれれば、ドイツで買って郵送したのに。と言われてちと残念な想いがしたのだ。
この次にドイツ製品で欲しい物があったら送るから言ってと言うので、BMWとメルセデスとポルシェが欲しいと言っておきました。

そして本日到着したFashyを観ると、これで4,000円は高いなあという質感が否めない。
子供の頃に使った水枕の小さいのだもの。

でもまあ、これで癒されるなら高い買い物でもなかろう。


*ゴールウエイのカルメン幻想曲を聴きながら。すげー音量。これでBlow Hardにならないのだから恐ろしい。真似してBlow Harderにならないようにしないとね。

2013年11月9日土曜日

癒しの湯たんぽ fashy

アンサンブルの練習日だったのですが、メンバーの都合が悪くなり、急遽中止。

自宅練習に切り替えようと思ったものの、出先のディナーでお酒を飲んでしまったので自宅練習も中止。

たまにはいっか。

なので、今日は基礎練習のみ。


何年か前から冬は湯たんぽを利用しています。
湯たんぽは体が乾燥しないし、とても快適で癒されます。

ブリキのような金属製を使うのですが、2-3年で穴が開いてしまいます。

一つ千円程度なのでしょうがないものと諦めていました。

友人から、ドイツ製の湯たんぽの評価が高いと聴き、早速オーダー。
カシミアのカバーが付属する高級仕様
ドイツのfashyというメーカーが作るゴム製。
ヨーロッパでは1,500円程度で市販されているが、日本では3,500円ほど。
カシミアのカバーが付いた高級品、3,990円を選択。
フェラガモもびっくりの価格差。
たくさん仕入れて日本で売ろうかな。

聴けば、ペットボトルにお湯を入れただけの簡易湯たんぽも結構快適なのだそうです。

近所のお店で売っているとの情報があり、電話して聞いてみると、
「あいにく、当店では取り扱っておりませんが大丈夫ですか?」
との回答。

こういう時にも語尾を「大丈夫ですか?」で締めくくるのですね。
「大丈夫ですか?」の洪水にはだいぶなれましたが、やはりまだ大きな違和感があります。

今日アマゾンをポチッとしたのですが、プレミアム会員でないにもかかわらず明日届くそうです。

明日小さな幸せが届くと思うと、うー、楽しみ♪


映画「マンデラの名も無き看守」観る。
映画はひどく残酷なシーンが無く、ドキドキハラハラすることもありません。
実話なのだそうです。実際にマンデラの看守のメモから映画化したというから驚きです。
現在のマンデラは危篤状態が続き、孫娘の間で、どの墓に入れるかでもめていると暫く前にCNNが報じていました。
相続もそうですが、奥さんや子供や孫がたくさんいると、いろんなことでもめるねどうも。貴方は大丈夫ですか?
「大丈夫ですか?」とはこういう具合に使うのですよね。

2013年11月8日金曜日

サプライズ 

ハイドンの交響曲ではありません。

かつてBOSEのお店のデモに驚いたことがあります。
大きなスクリーンに写る壮大にせまる映像と、凄まじい音響が鳴り響いているのですが、実は鳴っているスピーカーは意外にも大変ちいさなサイズなのです。

この度、またまたボーズの製品に大変なサプライズがありました。

友人が使っているBOSEのノイズキャンセリング・ヘッドホンを試してみたのですが、、、。
Bose QuietComfort 20i

もう、ほんとうにびっくりです。
これを耳に入れて、スイッチオン。
周囲の会話や騒音が全く聴こえません。
音楽だけが、静けさの中で優雅に響いている感じです。

これ、欲しい〜!

でも高い〜。31,500円。
リチウムイオンバッテリがいかれたらそれで製品も寿命だよね。
そしてこの類いはワイヤー断線が怖い。
消耗品に31,500円かあ。。。

どうしようかな。暫く悩みそうだ。


このところどうも調子がイマイチだ。
今日は特に低音のGから下の音量が出ない。
出そうと吹き込むと、詰まった感じ。
まるで、ガーゼを巻いた掃除棒を管内に挿したまま吹いているみたい(たまにやるのだ)。
上クチビルの突起が息を下方向に下げているような感じ。
脱力やら、楽器交換やら何やらいろいろ試みるのだ。で、原因が明らかになったら次にまた同じ状態になった時の脱出方法が明らかになる絶好のチャンスなのだ。

(よく躁状態の経営者がピンチはチャンスだと言うのに似ているが、ピンチはピンチなのだ、決してチャンスではない。不景気だから、競合が弱っているはずだ。その間に弊社は伸ばすチャンスだ。という具合にね。アンタにだけそれができる根拠を聴かせてもらいたいってもんだよね。)

かなりもがいてみたけど、脱出方法がわからず困っていると、友人から電話。
友人としばらく話し、また吹いてみると、なんとちゃんと音が出るではないか。

気まぐれだよね〜。フルートってやつは。あ、楽器じゃなくておいら自身か、、、。


映画「熊座の淡き星影」観る。
バイが作った近親ってわけね。

2013年11月5日火曜日

バッハ BWV1035を録音してみた

この数日フルートの鳴りが今ひとつでした。

フルートを取り替えてもダメな時はダメ。

朝晩めっきり冷えてきたためにクチビルもカサツキ気味。

元気な時はフルートも大概よく鳴る。

いくらか調子が出てきたので、ここいらで音価がわかった気がするBWV1035の一楽章を録音してみた。
所々音価があやしいのと、走りそうになる余裕がない自分がよくわかります。
演奏中はフリードリッヒ大王の前で演奏するクヴァンツをイメージしていました。

何をイメージしようと私の自由で勝手ですから。

冒頭の絵画はセルジェの描いた「青い鳥」。
私には優雅の象徴に見えるのです。


映画「東ベルリンから来た女」観る。
「善き人のためのソナタ」と視点が異なります。
不自由な中にも心の自由がある、ということですね。
ハンミッヒもフルートの制作に喜びを感じていたのではないでしょうか。

2013年11月2日土曜日

総銀のADはツバサ君と命名 

プロは予備として必ずフルートを二本以上持つ必要があるそうです。

私はヘッポコシロートですが、贅沢な事にフルートを二本所有しています。

一本は1975年に買った、ムラマツM70というリップのみ銀、その他洋銀という名の銀を含有しない質量の軽い金属製です。

M70の型番は当時の希望小売価格70,000円を表しているように思えます。

アルバイトで貯めたお金を持って、近所のフルート吹きのお姉さんと一緒に新宿の十字屋で買ったように記憶しています。

2011年、大地震が来る一月程前、30年以上押し入れに放置されていた楽器を取り出して吹いてみると、意外にもちゃんと鳴ることに驚きました。

意外と言うのは、二つの意味があります。

放置された楽器がきちんと動くことと、自分のアンブシャがまた最初から作り直さなくても、当時の身体的記憶をキープしていたことです。

これまでに無理矢理覚えた英単語や、歴史的事件などの宣言的記憶(Declarative memory)は年ごとに忘却の一途を辿りますが、手続き記憶(Procedural memory)としての身体的技能の記憶が30年を経てもしっかり身に付いていることは本当に驚きです。

その愛着ある最初のフルートには、その型番から「菜々子」と命名しています。

ですが、2011年に入手した総銀のADには名前がありませんでした。
なにかふさわしい名前が浮かばなかっただけのことですが。

ふと、思いついたのですが、2012年に初めてホールでソロデビューしたのは総銀のADを用いて「歌の翼による幻想曲」を吹いたのでした。

「歌の翼」には独特のイメージがありました。
悲しすぎる物語を勝手に作り替えて、エウリーディーチェを取り戻すことに成功したオルフェウスが雲の上で羽の生えた天使のようにエウリーディーチェとささやきあう様子です。
それでも本来のオルフェウスの心情を想うと、嗚咽してまともに吹けません。
涌き上がる感情のフタを調節しながら吹いたものです。

舞台デビューの記念すべきADを「ツバサ君」と命名することにします。
「菜々子」と「ツバサ」
どちらも思い出深い楽器です。
そして二本ともリペアのマイスターにオーバーホールしてもらいましたので絶好調です。
生涯手放すことはないでしょう。

2013年11月1日金曜日

譜読みの成果

昨日はレッスンで受けた指導を試したくてしょうがなかったのですが、帰宅が遅くなり試す事ができませんでした。

なので、指をタクトのように上下させながら、楽譜を目で追ってから寝ました。

譜読みに夢中で、アルコールを一滴も飲まずにです。

そして今日、ワクワクしながらバッハ1035の一楽章をメトロノームを使ってやってみると、、、。

できた、できた、できました。ちゃんと数えられるではないか。

装飾を入れると指が思うように動いてくれなくてヘンテコになってしまうので、とりあえず装飾はできるところ以外は抜きですけど。

何カ所か指がもたつきますが、これくらいなら練習すれば克服できそうです。

嬉しいな。

次のレッスンでファインチューニングすれば、これもレパートリーになりそうです。


第二楽章は、ちと、ムムム状態。
ゆっくりやってもアーティキュレーションを間違え易い。
一楽章よりたくさん練習が必要っぽいけど、ヘンデルのソナタ並に毎日練習すればいつか克服できそうな予感。

三楽章以降、特に四楽章は今は考えたくない。たぶん無理。


ところで年末に第九の合唱に参加するのですが、メンバーとの連絡にメールを用いようとすると、多くの携帯電話メールはPCのメールを拒否するように設定しているようです。
スパム対策なのでしょうけれど、これではデジタルデバイドどころか、デジタル内カニバリデバイドです。
携帯電話のスパムフィルターはプアなのでしょうか?
これでは自ら世界を狭めてしまうと思うのですが、、、。
早くスマホにして、Gmailなぞを活用するといいと思うのですが、、、エシュロンに傍受されるリスクはしかたないとしてね。