2014年7月18日金曜日

暗譜の努力は新しい感覚

さてエチュードを暗譜で演奏することが課題となり、フレーズ毎に覚えるよう練習していると、妙な感覚になることに気がつく。

これまで楽譜を見ながら、間違えないように吹いていた感覚とは別物。

吹いている旋律はスケールなのか、アルペジオなのか、何調なのか、転調されていないのか、短調だったら和声的音階なのか、旋律的音階なのか、音と音のインターバルがとても気になる。

一回目と同じフレーズのようで、途中から変化していたり、馴染みがないが、魅惑的な調子に転じていたりすることにいつも以上に気がつく。

自然と強拍にアクセントがついたり、動きだしをいくらかゆっくりにしてみたり、音楽的になってくるように思える。

本来、楽譜って単なるメモなんだろうな。

そのメモに囚われていると、音楽を忘れたりしないだろうか。

歌を歌うように、楽譜なしでも、耳覚えで口ずさむようにフルートが吹けたら、楽器との一体感を味わえるような気がする。

音感にムリがあるから高望みはできないが、それでもこの新しい感覚は面白いから当分やってみるのだ。


アマゾンで買ったコーヒーミルが届いた。

Hamilton Beach 80365

20年以上前にハワイのグロリアジーンズで買った手動のミルにガタが来ていた。
手動だと時間がかかって面倒なので、電動式でデザインのよいハミルトンビーチ製を「欲しいものリスト」に入れておいたのだ。
リストに入れた時点で3,400円だったものが、2,980円に値下がりしていたので思わずポチ。

他にもハイレゾオーディオやらデュアルコンセントリックのスピーカーやら、ノイキャンヘッドホンやら、その他たくさんリストに入れている。


グロリアジーンズのフラペチーノは甘み控えめで美味しかったなあ。

9 件のコメント:

  1. そうそう、視覚的な楽譜をトレースするんじゃなくて、楽譜は単なる覚え書き、設計図のしかも構造図程度と思った方がいいです。楽譜からじかに演奏するのではなく、音楽のイメージから直に演奏する感じ....

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    1. そうそう、音楽のイメージですね。

      譜面を追いかけて、ある程度吹けたら「できました」、ではなくて、頭の中で「実際の音」をイメージして、そのとおりに吹くということは全くもって新鮮で面白いです。
      新しい楽しみを見つけたようで嬉しいです。

      けど、これが難しくもありますが、、、。

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  2. 暗譜、暗譜って言いますけれど、これって音楽そのものを覚えればいいわけでして、必ずしも楽譜を覚えなくてもいいわけですよね?

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    1. そういうことでしょうね。
      楽譜を覚えて、そのとおりに写譜することとは、また別なことに神経を使うのだと思います。
      単に楽譜を記憶することはトランプの神経衰弱みたいなものではないでしょうか。

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  3. 暗譜でも、楽譜を見ながらの演奏でも、車の運転と同じで、今走っているまさにその場所を地図で見ながら....というタイミングになってしまうと、事故になります。進行方向の少し先を確認しながら.....ということになりますね。大まかな様子、カーヴなどの詳細な様子........

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    1. コーナリングの目線は常に先を見るってことですね。
      直前を見ながら走るような演奏になっていたと思います。
      コーナリングをイメージして演奏してみようかな。

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    2. さすが男の子ですね! そういうイメージを持って見るのもいいかな?と。^^
      楽譜は今吹くところじゃなく常に数小節前を見て演奏すべきだ!なんて言っちゃうと、そんな無茶な〜〜〜!! ってことになってしまいますが、車の運転を考えてみれば、そんなむちゃくちゃ難しいことをやるわけではないことがわかりますよね。

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    3. 人生も目先ばかりに囚われてはいけない、などと言うと話が大きくなりすぎますね(笑)。

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    4. いや〜、そういう大人の話は得意じゃないんでね〜〜〜。(爆)

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