2013年12月28日土曜日

下手でもいいから一所懸命に演奏することとは

音楽は下手でもいいから一所懸命に演奏すること。

心の底からわき上がる感情を精一杯に表現しないと聴き手に伝わらない。

なんて言うじゃない。

そんなこと言ったって、一所懸命になるあまりに、音程をはずしたり、音を間違えたら恥ずかしいし、、、。

と、心のどこかでカッコ付けたい自分が表現にブレーキをかけます。

下手でもいいから一所懸命に感情表現するとはどういうことだろうか?

しばらく前にこんな演奏がYouTubeにアップされていて既に500万ヒットを超えています。
つっこみどころ満載の演奏ですけど、映画の情景を思い浮かべながら一所懸命吹いている様子は微笑ましくもあります。

これを聴いて、カッコつけようとする自分を追い出してみたい。
そしてヴァーチャルなハンマーで自分の殻を破るのだ。

2013年12月27日金曜日

寶山左衛門「笛による日本の抒情歌」

ご近所の囃子の笛名人から拝借したCD寶山左衛門「笛による日本の抒情歌」を聴いてみた。

寶山左衛門という方は祭りが好きな笛吹きじいさんなのかなと思っていたら、とんでもなく上手。

そして芸大の客員教授でした、、、(汗)。

私も篠笛は二本ばかり持っていますが、フルートっぽく鳴らすともう音程はめちゃくちゃになります。

CDで聴く篠笛はとても情緒溢れる音色で、風音が目立ちますが、それが決してノイズなのではなく、歌う笛の音の重要な要素になっています。

運指表を見ると、孔を半分塞いで出す音も少なくありません。

するとどうしても音が痩せて奇麗に響きません。

CDを聴いていると、そんな悩みは何処吹く風。

音を曲げている(メリとかカリと言って、歌口に吹き込む息の角度を変えて無理に音を出す技)のかな?

篠笛もなかなかいいなあと思うものの、単純な構造の楽器ほど上手に演奏することが難しいのだ。

篠笛で上手に演奏することを考えたらフルートなんて簡単さ(なんちゃって)。

2013年12月23日月曜日

演奏会のはしご

午前中は上坂先生のフルートクライスの発表会。

みなさんとても上手だし、熱の入った演奏に感心するのだが、観客はとても少ない。。

もったいない。

フルートファンだったら無料でこんなに楽しめるのに何故行かないんだろう?

年末だし何かと忙しいのかな?

フルートの発表会は夜8時終了予定なのだが、夜は早稲田で歌の先生の弟子達のコンサートがありその受付のお手伝いに行くので途中退出。

これまでに演奏したモーツァルトのアンダンテや今やっているバッハの6番のソナタがプログラムにあるのに、それらを聴く事ができず後ろ髪を引かれながら会場を出て、早稲田に。

フルートの発表会も素晴らしい演奏を堪能できてとても幸せな気分でしたが、歌もまた素晴らしい。

フルートも歌もこんなに素晴らしくハイレベルな演奏が無料なんだからデフレ恐るべしって、それは違うか、、、。

てなわけで今日のフルートはソノリテ音色の同質性を20分のみ。

明日も歌の師匠のクリスマスコンサートに行くので吹く事ができません。

でも、音楽を聴く楽しみがあるからそれでいいのだ。


2013年12月22日日曜日

歌のコンサートが続き練習はそこそこに、、、

今日は歌の師匠のコンサートです。
明日は歌の師匠とその弟子達のコンサート。
え?私は出ません。弟子達はセミプロなのに対して私はドアマチュアですから。

映画「サラの鍵」観る。
1942年、フランスで起きたヴェル・ディヴ事件というユダヤ人大量一斉検挙が舞台。
サラは弟を押し入れに隠して鍵をかけてから連行され、弟を救出するために収容所から脱獄するのだが、、、弟は姉の言いつけどおり押し入れに入ったままだった、、、、。

サラの喪失感と自責の念を想うと、たまらない悲劇なのだが、観るに耐えられないようなことはなかった。
これがハリウッド映画だったら、腐乱した弟の死体をバッチリ画面にアップで映し出すところかもしれないが、そんな刺激的なことしなくても十分悲劇は伝わるのだ。ハリウッドは刺激に対して神経が麻痺しているのではないか。

劇中、現代のテレビ画面で、シラク大統領がドイツの悪行を非難すると同時にフランスもこれに加担したことを歴史の暗黒だとし反省しなければならないと演説していました。

ふむ。

ドイツの友人がSKYPEにオンしていたので、聞いてみました。
私「一般的にドイツ人はフランス人が、フランス人はドイツ人が嫌いか?」
彼女「わはは。あなた、それは典型的なステレオタイプよ。日本人と韓国人と同じですよ。」
私「日韓の首脳がお互いに憎悪の応酬をする結果、一部の偽右翼が嫌韓ヘイトスピーチしていることは知っている?」
彼女「知らない。日本にそんなおバカな連中がいるの?」

シラクの演説は有名なドイツのヴァイツゼッカー演説と品位の点で肩を並べるものでした。

日中韓の首脳も見習ってみたらどうか。

フランスにはバカロレアが、ドイツにはアビトゥーアがあり、それぞれ自分で考える力がないと解答できません。
試しに問題集を検索して、しばらく考え込みました。

日本人の若者はほとんど白紙解答しそうです。


日本の教育は偽政者にとって大成功したと言えるかも。

ドイツの友人に聞いてみました。
アビトゥーアは難しいの?
ヘイトスピーチするようなバカには難しいと思うわ。

2013年12月20日金曜日

リズムが、、、

Gariboldi Op.132 #16はなかなか難しい。
un poco mosso ma sempre cantabile
いくらか躍動感を持って、しかし常に歌うように

ということだろうか。

なのでいくらか速めに吹きたいところだが、29小節目の八拍目のGisについている装飾を正しいリズムで入れられない。

こういう時は、装飾をはずして吹く。
テンポを十分落として装飾を入れる。
徐々に速くする。

という方法以外にないだろう。

それにしてもこういうの苦手だなあ。まだ指がさほど難しくないからいいけど、、、。

何カ所か上昇音形なのにdim.しなければいけない。
しかも低いEから高いAまで上がるのにですよ。

これをcantabileの柔らかい歌うような音色でやらなければいけない。

できねーー!


「西洋音楽論 クラシックに狂気を聴け」読了。
音楽の変遷をフランス革命の前と後でわけるだとか、1795年からヨーロッパに現れたコンセルバトワールは英語のconserve、すなわちフランス革命で失いそうになるクラシックの特権階級の間の暗黙の了解事項という伝統を守るためにできただとか、クラシック音楽の本質はアフタービートだとか、大変面白く読めた。
こういう書物があったらどんどん読んでみたい。
頭でっかちになってもいい演奏ができるわけではないが、知る楽しみってのがあるもんね。
終盤に書かれている、左脳に血塊ができたJill Taylor博士が、壁にもたれた際に、壁と自分の手の区別がつかなくなりEuphoria体験した件も大変興味深い。
「知覚の扉」オルダス・ハクスリー著で著者が自らメスカリンを投与した体験談や、一部の宗教がLSD25を用いて自己と世界がひとつになる感覚を得ると聴くが、Taylor博士のような臨死体験はまさに、宇宙の原理に自己が溶け込んで行く三途の川岸ということではないか。
問題は、人はどのような死に方をしてもEuphoria体験できるかということだが。
できるのであれば、案外臨死も楽しみではないだろうか。やり残していることがなければ、、、。

2013年12月19日木曜日

雨の日は高音域を

土砂降りでもありませんでしたが、雨の日は周囲をあまり気にせずに高音域を練習するいいチャンス。
って普段からやらないとダメじゃん。

特に高いH。

楽に出る時もあれば、極めて鳴りにくい時もあり、それぞれの調子が頻繁(はんざつ、ではありません。ひんぱん、です)に入れ替わるのです。

どういう時に出て、どういう時に出ないのか、その差分を掴みたいと願いながら何度も何度もスケールを駆け上がるのですが、とうとうわかりません。

でも、いくらか奇麗に鳴る頻度が上がってきました。

高音域だけでいろんなメロディーを吹き続けました。ブラームスのシンフォニーのソロを転調したり、、、。

鳴るときと鳴らない時の差分を把握することが目的でしたが、目的は果たせずとも奇麗なpで響く確率が上がったので今日はこのくらいで勘弁してやろう。



映画「フィッシュ・タンク」観る。
カンヌでなんとか賞。
「少年と自転車」もそうでしたが、劣悪な家庭環境に育ったからといって、劣悪な人間になるとは限らない。
人なんてみんなボチボチでんがな。

2013年12月17日火曜日

長い曲の楽譜をどうするか

昨日は少し落ちてしまったが、今日は元気。
久しぶりにたっぷり練習しました。

所属するアンサンブルで来年から新曲をやることになりました。

いつも楽譜を練習当日になって印刷して持参するというナメた方法でどうにか凌いできましたが、アンサンブルはある程度まともに吹けないと周囲に迷惑がかかる。

で、来年の新曲を印刷して浚ってみました。
モーツァルト「なんという不思議な笛の音だ」
私は四重奏の2ndをアサインされています。
こりゃ難しい。今から練習して来年の練習日までに仕上がるだろうか。

パート譜だと2ページなのだが、経験上総譜でないとアンサンブルは極めて難しい。
総譜は7ページにわたります。
アンサンブル仲間のピアニストさんから教えていただいたのですが、100円ショップで売っているサージカルテープを楽譜の裏に貼付ける方法がいいです。
100円ショップで買ったサージカルテープ

そして、譜面台に楽譜を載せるのですが、譜面台にそのまま載せようとしても3ページが限界。

そこで、
ナカノ トリプル楽譜シートホルダー
これを用いれば4ページまで載ります。
ナカノ トリプル楽譜シートホルダー、なかなか店頭では見る事がありません。
アマゾンあたりをポチッとするとすぐ届きます。
店舗販売の未来はいかに、、、。

新曲は7ページあります。
譜めくりできそうなところ(長い休符など)がありません。

どうしたものか、、、、。

久々のボンゴレロッソにホタテとバナメイエビ。
バジル多すぎ。


2013年12月16日月曜日

第九は楽しい

昨日は第九の本番でした。

もちろん、フルートではありません(笑)。

昨年から合唱に加わり、テノールパートを歌っています。

本番前は第九の練習に集中したのでフルートの練習が疎かになっています。

まあ、しょうがないよね。細く長く楽しめればいいのだ。

第九の本番では私の立ち位置のすぐ前がフルートで、ものすごくフルートがよく聴こえて幸せな気分。
プロのフルーティストのすぐ後ろで歌う。
一粒で二度美味しいのだ。
四楽章のフルートは歌い上げるような旋律と言うよりは、過酷な高音パートと言ったほうがいいのだが、歌いながら聴こえてくるフルートの音を十分に堪能することができてよかった。

さて、フルートの日課練習を再開しなくてはと思うものの、今日は歌の師匠のコンサートのゲネプロ見学で吹く時間が取れない。

ま、いっか。

2013年12月12日木曜日

音楽は演奏することで聴く楽しみが倍増

フルートのレッスンでした。

H3が一発で奇麗に発音できません。G3ならできます。
吹き方の違いは何なのか、自分で研究してその違いを明確にする必要があるとのこと。
当面の日課練習にH3の発音を加えることとします。

バッハの1035の四楽章をゆっくりやってみました。
三楽章は練習していますが、これはお手上げなので、全く練習していません。
まさかやるように言われないと思っていた楽章が当たってしまったわけです。
なので音を間違えること夥しい。
和声の響きをわかっていないから、音を間違えるのだそうです。
うーん、和声って言われてもな、、、どうやって勉強したらいいんだろう。。。

そして一楽章を吹き終わると、「まあ一応できてはいますが、、、、」。

しばし、沈黙。

まあね、一応譜面どおりに吹けるようにはなりましたもの。

ですが、吹けばいいというものではない。
私の吹く、三連符の最初のHはドミナントに駆け上がって行って、ひとまず終わりを迎えるような吹き方になっているそうです。
そうではなくて、このHは、ここから始まる美しいメロディーを伴奏と一緒に奏でるための始めの音として厳かで静かに吹いたほうがいいのです。もちろん、その前の序奏から。
伴奏者がもしここを強く弾いたなら、笛吹きがリクエストして、ここの奏で方を合わせるべきところなのだそうです。

試しに先生が、普通に演奏するのと、三連符の美しいメロディーを意識したのをピアノで弾いてくれましたが、もう全くもって聴こえ方が違います。

CDでプロの演奏を聞いていても気がつかないもんね、そんな細かい事。
自分で楽器をやってみて、そしてプロの指導を受けて初めて気がつくことです。(もちろん、始めから鋭い感性を持っていれば聞くだけで十分でしょうけれど、こちとら音楽は1でしたから、、、)

レッスンが終わったら、早く帰宅してCDでプロの演奏を聴いてみたいと思いましたが、なにせフルートの後は第九の練習があって今日は閉店なのだ。

2013年12月11日水曜日

10分遅刻

今日は某会社のイベントに合唱団で歌ってきました。

やっとひとつ本番が終わりましたが、次の週末は第九の本番があるので、ちとフルートの練習時間に影響が出ています。
音色やスケールの指回りにはほとんど影響が出ていませんが、エチュードの仕上がりが悪く悩ましい。

合唱団が集まる時間を15分間違えていて、メンバーからの電話にあわてて出かけ、10分遅刻するという失態をしでかしてしまった。

こういう時は内心まっずーーと思うものの、10分だし、さほど影響はないので、ニコニコしながら「すみませーん。」と登場。

歌の先生仲間のプロの歌手には、必ず約束の時間に大幅に遅れてニコニコしながらやってくるツワモノがいるそうです。
ああ、彼のことかあ、、、歌詞を間違えたり、出るタイミングを間違えても意に介さない表情でニコニコと満面の笑顔のプロがいます。
そのために本番が台無しになるような場合は、許されないでしょうけれど、少々のミスや遅れは意に介さなくても満面の笑顔があればみんな許してくれる見本みたいな人です。

我らが歌の師匠はイタリアに留学経験があるのですが、イタリアでの時間の約束のルーズなことと言ったらハンパじゃないそうです。

そのイタリアで来年は演奏旅行があるのですが、手配したピアノが無いとか、指定の時間に行ったら、何も準備できていないとか、そんなことないよね?

そんなことがあったとしても死ぬわけじゃないし、アカペラで凌ぐとか方法はあるはず。
そんなハプニングもいい思い出として楽しむくらいの余裕があったほうが人生は明るい。


最近見つけたカナダの美味しいチョコレート

2013年12月8日日曜日

近所のステーキハウスのBGM

歌の本番が来週に迫っているのに暗譜が完全でないことに焦り気味。

なので、この数日フルートは基礎連のみ。
ソノリテは音の変化をスムーズにすることと、音の出だしからしっかりお腹で支えて、いい音が後から出てくるクセを治すこと。
この2点に十分神経を使った練習にしている。
ソノリテは単なる音だしではなくて、音の立ち上がりや繋がりに目一杯意識を集中しないと成果が出ないのではなかろうか。

しかしこの分だと、来週のレッスンのエチュードは×かも、、、。


近所にできたステーキハウス。
いつ行っても、灯りがついていて開店しているようなのだが、何故か店の前にはCLOSEDの板が椅子の上のパンフレットの重しになっている。そしてお客はいない。
店主は表通りに背を向けて、壁面のテレビに釘付け。
今日行ったら、OPENになっていて何人かお客がいたので入ってみた。

だけど何故か居心地が悪い。
ウエイトレスが隣の客に「ライスは大丈夫ですか?よろしかったらお替わりお持ちしましょうか?」と流行の「大丈夫」文型。

居心地の悪さは「大丈夫ですか?」なるが故ではない。
BGMで「思い出のグリーングラス」が店内に鳴り響いているのだが、同時に壁面のテレビが結構大きな音で点いたままなのだ。
会計の時に「BGMかテレビのどちらかひとつにしてもらえたら私は嬉しかったです。」とアサーションの技法を採用し笑顔で言ってみたのだが、「はあ?」「はあ??」と全く理解されなかった。
「BGMかテレビのどちらかひとつからでは大丈夫ですか?」
とでも言えばよかったのだろうか。。。

2013年12月5日木曜日

ワラサのポワレ

ご近所のフルート仲間とアンサンブル。

リーダーが買ってきたフルートトリオの楽譜を、エイヤッパで開いたページの曲をやるというゲーム感覚が楽しかった。

そして、数秒間譜読みしたら、自分のやりたいパートを事前打ち合わせせずに吹き始めるルールにしたら、みんな一番簡単そうなパートを選ぶので、全員で3rdだったりして大笑い。

フルートという楽器を使った遊びだと思えばこんな楽しいことはない。

終わってみんなで食事しました。

ものすごく珍しい料理に舌鼓。(食事しながら舌を太鼓のように鳴らすような人を見た事があるだろうか?ないよね。なんで舌鼓と言うのだろうか、、、)
そしてこれは、サワラですね。。。
1/26/2014 追記
サワラではなく、ワラサが正解であることが判明。
モジャコ( 稚魚)→ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm 以上)成長とともに名前が変わる魚君でした。

2013年12月3日火曜日

日本音楽コンクール

10月下旬に行われた第82回日本音楽コンクールの模様がテレビで放映されるようです。

フルート部門は12月9日午前6時からです。

番組表によれば、
プロの音楽家として活躍するためには避けて通れないコンクール。そこでは人生を賭けた熱い戦いが繰り広げられる。
と、あります。

音を楽しむ音楽も、プロになるには熱い戦いに勝ち抜かないといけないわけね。

こうなるともうまるでスポーツ。

シロートでよかった。。。


映画「東京物語」観る。
派手な戦闘シーンもなければ、ドキドキハラハラする展開も無い。
ですが、「ああー、わかるわー、その微妙な人間関係、うんうん。」と観る人を惹き付ける。
この映画が海外で大変高い評価だというから驚きだ。
言語、暮らし、時代が違っても人はみなボチボチってことですね。
そしてもう一つ驚いたのは、おじいちゃん役の笠智衆がこの映画の撮影時点で49歳。
さらに、東野英治郎はもっと若い。
老け役がうまいのか、それとも49歳はおじいちゃんなのか。
複雑、、、。

2013年12月1日日曜日

立花雅和さん

YouTubeで立花雅和さんという方が、フルート講座をアップされています。

ソノリテやスケールの実際の練習方法を動画で解説しています。

こりゃいい!

海外ではこのような動画をよく目にしますが、日本では珍しいのではないでしょうか。

スケールやアルペジオの模範演奏や、その注意点について公開している人をほとんど観た事がありません。みなさん、出し惜しんでいるのかな?

で、立花さんのブログを読んでみたら、SKYPEを使ったレッスンのモニターを募集していましたので試しに受講してみました。

海外のフルーティストではスカイプによるレッスンの例をよく見ますが、日本では見た事がありませんでした。

以前、友人とNetDuetを使ってネットごしにデュエットした際に、スカイプでもデュエットしたのですが全くうまく行きませんでした。

スカイプレッスンってどんなものだろうか?

と疑問に思っていましたが、案外これはこれで使えます。

画面にフルスクリーンで映し出される立花先生の指示に従い、ソノリテ音色の同質性と、スケールを吹いてみました。
ソノリテは音が変わる瞬間に、音色が変わらないように細心の注意を払うこと。
何かを吹く時は、「せーの」という心の準備をしてから吹く事。(してないことがネットごしでもばれちゃうんですね)
スケールの練習では、下降する時にしだいに息のスピードをその音に最も合った状態にするよう心がけて練習すること。
30分のレッスンでしたが、なかなかどうして、多くの示唆を得る事ができました。

スカイプによるレッスン、なかなか侮れません。