2013年12月12日木曜日

音楽は演奏することで聴く楽しみが倍増

フルートのレッスンでした。

H3が一発で奇麗に発音できません。G3ならできます。
吹き方の違いは何なのか、自分で研究してその違いを明確にする必要があるとのこと。
当面の日課練習にH3の発音を加えることとします。

バッハの1035の四楽章をゆっくりやってみました。
三楽章は練習していますが、これはお手上げなので、全く練習していません。
まさかやるように言われないと思っていた楽章が当たってしまったわけです。
なので音を間違えること夥しい。
和声の響きをわかっていないから、音を間違えるのだそうです。
うーん、和声って言われてもな、、、どうやって勉強したらいいんだろう。。。

そして一楽章を吹き終わると、「まあ一応できてはいますが、、、、」。

しばし、沈黙。

まあね、一応譜面どおりに吹けるようにはなりましたもの。

ですが、吹けばいいというものではない。
私の吹く、三連符の最初のHはドミナントに駆け上がって行って、ひとまず終わりを迎えるような吹き方になっているそうです。
そうではなくて、このHは、ここから始まる美しいメロディーを伴奏と一緒に奏でるための始めの音として厳かで静かに吹いたほうがいいのです。もちろん、その前の序奏から。
伴奏者がもしここを強く弾いたなら、笛吹きがリクエストして、ここの奏で方を合わせるべきところなのだそうです。

試しに先生が、普通に演奏するのと、三連符の美しいメロディーを意識したのをピアノで弾いてくれましたが、もう全くもって聴こえ方が違います。

CDでプロの演奏を聞いていても気がつかないもんね、そんな細かい事。
自分で楽器をやってみて、そしてプロの指導を受けて初めて気がつくことです。(もちろん、始めから鋭い感性を持っていれば聞くだけで十分でしょうけれど、こちとら音楽は1でしたから、、、)

レッスンが終わったら、早く帰宅してCDでプロの演奏を聴いてみたいと思いましたが、なにせフルートの後は第九の練習があって今日は閉店なのだ。

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