2015年9月21日月曜日

Empowerment fingering

なめらかな指の動きを得たいと思えど、思い通りにならない自分の指が大きな壁として立ちはだかるのだ。

ゴダールのAllegrettoの高音域をなめらかに演奏することはとても難しい。

やはりこのあたりが限界か、、、。

それでもどうかすると案外なめらかに動くこともある。

と言うことは、なめらかに動かす能力があるにもかかわらずコンスタントに実現できないと考えるべきではないか。

では、うまくいかない時はどういう時なのだろうか。

力が入っているってことだわな。

他にあるだろうか?

次に考えるべきことは、

どうしたら力を抜くことができるかということだろう。

情緒的ではあるが、ひとつ思い当たることがある。

フルートを吹いているのはまぎれもないこの「私」なのだ。つまり「私」が「私」の意思で体の各部に命令して、思い通りに演奏すべく体を統制、制御しているつもりだ。

「指」よ!なぜ私の思い通りに動かない? 

思い通りに動きなさい!

動け!!

という状況の時は、ますます動かない。

つまりますます力が入ってしまうのだと思う。

うまく行く時はどういう時かと言うと、

」に個別の人格があるわけではないのだが、「指」がまさに主体となって動くことができ、「指」が演奏しているような感覚、あるいは、「頭」は曲の全体像をわかっていて、息はお腹から意識して送り出すので、奏でるメロディーは「指」にまかせるから「指」よ、自由に吹きなさい。

という感覚になる時なのだ。

自分の体の一部にEmpowerment Managementだよね。

すっごい不思議!


Andersen Op.41 #15
例によってつまらない曲だなあ、という印象があることと、他の曲を浚っていることを理由にレッスンを受けずにいた。
先生のお手本を聴いてびっくり。
和音を感じながら演奏するってことだよね、アルペジオ系の曲のばやいは。

そして、ベースの音から上がる時に強くならないこと、さらにオクターブ下がる時、音程がぶらさがらないようにすること。
修飾音を吹かずに練習して和音を考えること。

ああああ、つまらないと思っていた曲がおもしろくなってきた♪

やっぱり習うっていいなあ♪♪

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