I've resumed playing flute in Feb. 2011, since I haven't played in 33 years. I am not talented, but I could enjoy playing my life with the flute. Want to be Orpheus, but instead of a harp, playing my flute with Eurydice - with nothing to lose, I keep God for my friend...
2015年6月22日月曜日
2015年6月21日日曜日
本番は無事に終わった、、
緊張対策として、自信を持って本番に臨もうと自己暗示にかけようにも、やはり本当は自信がないのだ、と言うことに気がつくと、途端に緊張が襲ってくる。
いつものように緊張-暗示-不安---を繰り返しながら演奏してきた。
もうやるっきゃないもんね。
「歌の翼による幻想曲」
2012年に初めてステージで演奏した曲。
当時の緊張は凄まじく、心臓が口から飛び出しそうだった。
あれから3年。
32部音符でD-C-A-Fis-D-C-A-Fis-Dと降りるところが、3年前は転ばなかったのに、この頃転びがち。
なので、毎日の練習はここを集中して、アーティキュレーションを変えて練習したら本番はうまくいったのだ。 やったね♪
同様に以前転ばなかったC-C-C-D-E-Fis-E-D-C-----のFisは替え指を使っても転ぶし正規の運指もうまくできない。
以前できた指回りができないってなんだか不安。。。
吹いていると、ああ、イメージと違うなあと違和感を感じるところがたくさんあるのだが、録音を聴いてみたらそんなに悪くない。 本番に強いかも!
「愛の挨拶」
相方と何度も合わせた成果があって、まずまずのできかな。
rit.の後のa tempoがしっかり元のスピードに戻りきれていないなどの反省点はあれど、なかなかうまくいったのだ♪
トリのピアニストの演奏は凄まじい。
ステージに出てきた途端の印象が、まるで何かに取り憑かれているような気迫に満ちていた。
ゲージツ的な演奏はあそこまで集中するんだね。
次回があるとしたら真似してみよっと。
で、演奏後はオペラの稽古に駆けつけるという長い一日だったのだ。
熟睡。。。
いつものように緊張-暗示-不安---を繰り返しながら演奏してきた。
もうやるっきゃないもんね。
「歌の翼による幻想曲」
2012年に初めてステージで演奏した曲。
当時の緊張は凄まじく、心臓が口から飛び出しそうだった。
あれから3年。
32部音符でD-C-A-Fis-D-C-A-Fis-Dと降りるところが、3年前は転ばなかったのに、この頃転びがち。
なので、毎日の練習はここを集中して、アーティキュレーションを変えて練習したら本番はうまくいったのだ。 やったね♪
同様に以前転ばなかったC-C-C-D-E-Fis-E-D-C-----のFisは替え指を使っても転ぶし正規の運指もうまくできない。
以前できた指回りができないってなんだか不安。。。
吹いていると、ああ、イメージと違うなあと違和感を感じるところがたくさんあるのだが、録音を聴いてみたらそんなに悪くない。 本番に強いかも!
「愛の挨拶」
相方と何度も合わせた成果があって、まずまずのできかな。
rit.の後のa tempoがしっかり元のスピードに戻りきれていないなどの反省点はあれど、なかなかうまくいったのだ♪
トリのピアニストの演奏は凄まじい。
ステージに出てきた途端の印象が、まるで何かに取り憑かれているような気迫に満ちていた。
ゲージツ的な演奏はあそこまで集中するんだね。
次回があるとしたら真似してみよっと。
演奏後の空腹はイタリアンで。
熟睡。。。
2015年6月20日土曜日
本番演奏当日の朝
いよいよ今日は本番演奏。
緊張しないと言ったら嘘で、4時に起きてしまった。
もっとも、以前は毎日用もないのに早朝覚醒で4時に起きていたのだが、、、。
弱気はダメ!
テンションを高くして、自信をもって臨むのだ。
デュオの相方にメッセンジャーで、連絡したら相方も起きていた。
天使ガブリエルとミカエルになった気持ちでホールの一番奥に届くように愛のメッセージを響かせましょう!
前向きな相方に恵まれてよかったのだ。
昨日も最後の追い込みの合わせをやったのでデュオは完璧なのだ。
ソロは、と言うと、指が転びがち、、、、
ああ、いかん、いかん、ネガティブ君よさようなら。ポジティブ君よこんにちは。
最高の自分を演じてくるのだ!
昨晩はそんな本番前日であるにもかかわらず友人とフレンチビストロ。
キャンセルしたかったんだけど、なかなか予約できないんだもの。。。
緊張しないと言ったら嘘で、4時に起きてしまった。
もっとも、以前は毎日用もないのに早朝覚醒で4時に起きていたのだが、、、。
弱気はダメ!
テンションを高くして、自信をもって臨むのだ。
デュオの相方にメッセンジャーで、連絡したら相方も起きていた。
天使ガブリエルとミカエルになった気持ちでホールの一番奥に届くように愛のメッセージを響かせましょう!
前向きな相方に恵まれてよかったのだ。
昨日も最後の追い込みの合わせをやったのでデュオは完璧なのだ。
ソロは、と言うと、指が転びがち、、、、
ああ、いかん、いかん、ネガティブ君よさようなら。ポジティブ君よこんにちは。
最高の自分を演じてくるのだ!
昨晩はそんな本番前日であるにもかかわらず友人とフレンチビストロ。
キャンセルしたかったんだけど、なかなか予約できないんだもの。。。
2015年6月15日月曜日
感性の違いはあっても、、、
近所のピアニストのご厚意で、彼女の演奏会に友情出演して、デュオで「愛の挨拶」、ソロで「歌の翼による幻想曲」を演奏することになったのだ。
話はデュオなのだが、フルートの相方との合わせは初回から、音程もリズムもrit.とa.tempoもほぼ感性バッチリでとても嬉しかった。
ところがピアニストを入れての合わせでは、ピアニストの新しい感性とも合わせなくてはいけないんですね。
あ、合わない。。。
振り出しに戻った。
今週中にもう一度合わせをしてもらうようピアニストにお願いした。
本番は週末。
どこまでできるかわからないが、ベストを尽くすのだ。
軽井沢で見つけた癒しの光景。
ってこれのどこが癒しなのか、、、。
ところが、採りたて香り高い野菜のピッツアを、ゆっくりと時間が流れる空間でいただくことって癒されるのだ。
次は、レイクニュータウン。
話はデュオなのだが、フルートの相方との合わせは初回から、音程もリズムもrit.とa.tempoもほぼ感性バッチリでとても嬉しかった。
ところがピアニストを入れての合わせでは、ピアニストの新しい感性とも合わせなくてはいけないんですね。
あ、合わない。。。
振り出しに戻った。
今週中にもう一度合わせをしてもらうようピアニストにお願いした。
本番は週末。
どこまでできるかわからないが、ベストを尽くすのだ。
軽井沢で見つけた癒しの光景。
ってこれのどこが癒しなのか、、、。
ところが、採りたて香り高い野菜のピッツアを、ゆっくりと時間が流れる空間でいただくことって癒されるのだ。
![]() |
| ミョウガと椎茸のピッツア |
2015年6月2日火曜日
オペラ杉原千畝物語・人道の桜 早稲田 大隈講堂でやります!
旅の締めはロシア サンクトペテルブルクに二泊。
サンクトペテルブルクと言えばエルミタージュでしょう。
たっぷりエルミタージュを堪能した後は、ロシアのピロシキとボルシチ。
美術より食事だよね♪(ガイドの説明が面白かったので、美術鑑賞も楽しくはありましたが、、、)
そして早くも凱旋帰国公演が早稲田大学大隈講堂にて行われることに決定。
ピアノ伴奏と若干のショートカット版。
フルオケバージョンは12月5日 品川きゅりあん大ホールで行います。
サンクトペテルブルクと言えばエルミタージュでしょう。
たっぷりエルミタージュを堪能した後は、ロシアのピロシキとボルシチ。
美術より食事だよね♪(ガイドの説明が面白かったので、美術鑑賞も楽しくはありましたが、、、)
ワインはチリでした。
最後の晩餐ではウォッカのショットも堪能できた。
テロリストに殺害された皇帝を偲んで建てられた血の上の教会。
な、生臭いけど、お菓子の家みたいだね。そして早くも凱旋帰国公演が早稲田大学大隈講堂にて行われることに決定。
ピアノ伴奏と若干のショートカット版。
フルオケバージョンは12月5日 品川きゅりあん大ホールで行います。
2015年5月28日木曜日
オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -6 -
久しぶりのフルートレッスン。
初見のテストは、
譜読みはできた。
問題は吹き出すと拍を見失うことだ。
また、やってもうた。。。
大人はみんなそうなのだそうです。
二拍目は軽く吹くこと。軽く吹いているところと長めに吹いているところがあるといかにもシロートっぽいそうだ。
指の悩み相談。
難曲はそも無理としても、少々難しい曲の何が難しいって、まず「指」がまわらないこと。特に古典より新しい時代のフレーズは単純なスケールでないことが多い。
音をよく聴いて覚えること。音を覚えていれば自分の運指がまちがったら自分ですぐに気がつくはず。高音域の音色が濁ったら自分の耳で気がつき、運指の誤りがないかチェックすること。すなわち音を覚えよ、そして自分の耳で聴きなさいってことです。
杉原オペラの旅は、ワルシャワからフィンランドのヘルシンキへ。
で、いよいよ高速鉄道に乗ってロシア、サンクトペテルブルクへ。
世界の車窓みたいではないか。
初見のテストは、
譜読みはできた。
問題は吹き出すと拍を見失うことだ。
また、やってもうた。。。
大人はみんなそうなのだそうです。
二拍目は軽く吹くこと。軽く吹いているところと長めに吹いているところがあるといかにもシロートっぽいそうだ。
指の悩み相談。
難曲はそも無理としても、少々難しい曲の何が難しいって、まず「指」がまわらないこと。特に古典より新しい時代のフレーズは単純なスケールでないことが多い。
音をよく聴いて覚えること。音を覚えていれば自分の運指がまちがったら自分ですぐに気がつくはず。高音域の音色が濁ったら自分の耳で気がつき、運指の誤りがないかチェックすること。すなわち音を覚えよ、そして自分の耳で聴きなさいってことです。
杉原オペラの旅は、ワルシャワからフィンランドのヘルシンキへ。
で、いよいよ高速鉄道に乗ってロシア、サンクトペテルブルクへ。
世界の車窓みたいではないか。
2015年5月27日水曜日
オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -5 -
リトアニアからワルシャワへ。
ショパンの生家の庭でストリートパーフォマンスしてから鯖ランチ。
日本を出国する前に鯖にあたったA氏もペロリとたいらげた。
ワルシャワ・ゲットーについて解説するアンジェイ氏。
当時彼は子供で幸い難を逃れたが、家族はみんな殺されたそうです。。。
今でもドイツやドイツ人が嫌いかと聴いてみた。
ドイツ人観光客にガイドした際に、ここでドイツに大勢殺されました。と解説したら、ドイツ人の老婆から「殺したのはドイツではない。ナチスドイツだ。」と言われたことがあるそうです。
もう昔のことなので、ドイツを恨んでいないとは言っていましたが、それ以来ドイツ人のガイドはしないとのこと。
natioとは何か、人間とは何か、考えさせられるなあ。。。
ショパンの生家の庭でストリートパーフォマンスしてから鯖ランチ。
日本を出国する前に鯖にあたったA氏もペロリとたいらげた。
ワルシャワ・ゲットーについて解説するアンジェイ氏。
当時彼は子供で幸い難を逃れたが、家族はみんな殺されたそうです。。。
今でもドイツやドイツ人が嫌いかと聴いてみた。
ドイツ人観光客にガイドした際に、ここでドイツに大勢殺されました。と解説したら、ドイツ人の老婆から「殺したのはドイツではない。ナチスドイツだ。」と言われたことがあるそうです。
もう昔のことなので、ドイツを恨んでいないとは言っていましたが、それ以来ドイツ人のガイドはしないとのこと。
natioとは何か、人間とは何か、考えさせられるなあ。。。
2015年5月23日土曜日
2015年5月22日金曜日
オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -3-
2015年5月12日 本番当日
旅の疲れがあるにもかかわらず、緊張のため眠りは浅く、自分の出番の歌が何度も聴こえてきてぐっすり眠れなかった。
朝から自分の役柄になりきったつもりでいよう。
つまり東京帝国大学を卒業し、当時最年少で外務次官に上り詰める超エリートな自分を想像してその役柄になりきる。
これが厳しいんだよね。
全く自分にないキャラだからね。
主役と作曲家は朝からリトアニア国営放送の生取材のため5時に起床して出かけた。
その模様をiPhoneでビデオ撮影していると、突然部屋の電話が鳴った。
「起きたー?朝飯行こうよ!」
共演者のAさんではないか。
せっかく録画しているのにぃ。
それに普通テレビ見るだろ!大事な放送なんだから!!
防衛庁隣のホテルから劇場まで徒歩5分。
ドキドキワクワクドキドキしながら楽屋に入り、フェースケーキと眉墨で化粧。
旅の疲れがあるにもかかわらず、緊張のため眠りは浅く、自分の出番の歌が何度も聴こえてきてぐっすり眠れなかった。
朝から自分の役柄になりきったつもりでいよう。
つまり東京帝国大学を卒業し、当時最年少で外務次官に上り詰める超エリートな自分を想像してその役柄になりきる。
これが厳しいんだよね。
全く自分にないキャラだからね。
主役と作曲家は朝からリトアニア国営放送の生取材のため5時に起床して出かけた。
その模様をiPhoneでビデオ撮影していると、突然部屋の電話が鳴った。
「起きたー?朝飯行こうよ!」
共演者のAさんではないか。
せっかく録画しているのにぃ。
それに普通テレビ見るだろ!大事な放送なんだから!!
| リトアニア国営放送 |
ドキドキワクワクドキドキしながら楽屋に入り、フェースケーキと眉墨で化粧。
フェースケーキを塗ると照明に映えるんだそうです。
ふだんすることのない化粧をすると女性の気持ちがわかる気がする。
そも社会で生きるとはペルソナを演じるわけで、女性は常に自分のペルソナを意識することが化粧によって深まるのではないだろうか。
だが、新しい自分を発見することはなかった。
ゲネプロを終えて本番へ。
もう無我夢中。
演ずることを考えている時間はない。
ありったけの自分を演ずるしかないのだ。
ドキドキしている時ではない。
自分は完璧なんだ。超エリートの上司として部下の千畝と絡むのだ。
見ているがいい、舞台は俺のものなのだ。
そしてリトアニアの聴衆の心を鷲掴みにするのだ。
と、無理に自分に言い聞かせる。
幕が開き、幸子夫人が千畝を紹介し、学生の頃の千畝と下宿のおばさんのやりとりが終わると一旦照明が落ちる(これを暗転と言うそうです)。
暗い舞台を下手からサスの1m先のポジションへ歩く。
舞台に貼ってある蓄光のバミリステッカーが目印。
暗くてほとんど観客の顔が見えない。
これはいい。
なんだこのヘッポコはとこちらを凝視する人がいたとしても見えないんだからね。
でも、見えないだけでそこには確かに1,000人の生きた観客がいるのだ。
そこへ照明が当たると同時に私のセリフで始まる。
始まったら止まるわけにはいかない。
照明が強くてこれまた観客の顔がよく見えない。
もう自分が自分じゃないみたい。
何かが私に乗り移って勝手に動いてくれ!
観客の顔が見えないのは、観客に飲まれないので初の舞台には好都合だが、観客を飲み込もうとする意欲があった場合にはよくないかもしれない。
なんてことを考える余裕は後から生じるのですが。
稽古でも常にテンションを高くすることを心がけていて、決してさぼってはいなかった。
けれども、本番の舞台ではさらに高いテンションとエネルギーが生じるものなのだ。
人生初の舞台はいきなり主役とのデュオという大変に重い役割だった。
まずは夢中でやり通した。
うまくいったかどうかは自分ではわからない。
評価は後世の歴史家にまかせよう(?)。
上手ソデにハケると多くの共演者が笑顔のハイタッチで迎えてくれた。
うまくいったのかな?
「よくやった!」とみんなの笑顔が言っている。
うまくいったんだよね、きっと。
思わず演出助手とハグハグ。
大事なシーンをやり遂げた達成感に浸る暇もあまりなく、次はユダヤ人医学生として群衆に混ざって合唱するために着替えて下手へ。
ハイテンションをキープしたまま、2時間が過ぎ、
そしてついにフィナーレの人道の桜。
桜の花びらがいい感じで舞う中をみんなの心をひとつにして熱唱。
スタンディングオーベーションで拍手が鳴りやまない。
多くのリトアニアの観客が泣いていたそうです。
やったね。
国が違っても人はみな同じだよね。
出し切りました。
何か身体中のエネルギーを不純物と一緒にデトックスしたような開放感です。
疲れましたがいやな疲れではありません。
達成感と錯覚かもしれませんが、自信に満ち溢れシャワーを浴びて、着替えて打ち上げに行きましたら、なんと主役の面々は着替えもせずに、打ち上げ会場でまた歌を披露するではないですか。
いやー、プロは大変と言いますか、パワーあるなあ。
それでもって、帰りの飛行機では次の舞台の譜読みしてるんですよ。
あー、つくづくシロートでよかったと思うひととき。
演ずることを考えている時間はない。
ありったけの自分を演ずるしかないのだ。
ドキドキしている時ではない。
自分は完璧なんだ。超エリートの上司として部下の千畝と絡むのだ。
見ているがいい、舞台は俺のものなのだ。
そしてリトアニアの聴衆の心を鷲掴みにするのだ。
と、無理に自分に言い聞かせる。
幕が開き、幸子夫人が千畝を紹介し、学生の頃の千畝と下宿のおばさんのやりとりが終わると一旦照明が落ちる(これを暗転と言うそうです)。
暗い舞台を下手からサスの1m先のポジションへ歩く。
舞台に貼ってある蓄光のバミリステッカーが目印。
暗くてほとんど観客の顔が見えない。
これはいい。
なんだこのヘッポコはとこちらを凝視する人がいたとしても見えないんだからね。
でも、見えないだけでそこには確かに1,000人の生きた観客がいるのだ。
そこへ照明が当たると同時に私のセリフで始まる。
始まったら止まるわけにはいかない。
照明が強くてこれまた観客の顔がよく見えない。
もう自分が自分じゃないみたい。
何かが私に乗り移って勝手に動いてくれ!
観客の顔が見えないのは、観客に飲まれないので初の舞台には好都合だが、観客を飲み込もうとする意欲があった場合にはよくないかもしれない。
なんてことを考える余裕は後から生じるのですが。
稽古でも常にテンションを高くすることを心がけていて、決してさぼってはいなかった。
けれども、本番の舞台ではさらに高いテンションとエネルギーが生じるものなのだ。
人生初の舞台はいきなり主役とのデュオという大変に重い役割だった。
まずは夢中でやり通した。
うまくいったかどうかは自分ではわからない。
評価は後世の歴史家にまかせよう(?)。
上手ソデにハケると多くの共演者が笑顔のハイタッチで迎えてくれた。
うまくいったのかな?
「よくやった!」とみんなの笑顔が言っている。
うまくいったんだよね、きっと。
思わず演出助手とハグハグ。
大事なシーンをやり遂げた達成感に浸る暇もあまりなく、次はユダヤ人医学生として群衆に混ざって合唱するために着替えて下手へ。
ハイテンションをキープしたまま、2時間が過ぎ、
そしてついにフィナーレの人道の桜。
桜の花びらがいい感じで舞う中をみんなの心をひとつにして熱唱。
スタンディングオーベーションで拍手が鳴りやまない。
多くのリトアニアの観客が泣いていたそうです。
やったね。
国が違っても人はみな同じだよね。
出し切りました。
何か身体中のエネルギーを不純物と一緒にデトックスしたような開放感です。
疲れましたがいやな疲れではありません。
達成感と錯覚かもしれませんが、自信に満ち溢れシャワーを浴びて、着替えて打ち上げに行きましたら、なんと主役の面々は着替えもせずに、打ち上げ会場でまた歌を披露するではないですか。
いやー、プロは大変と言いますか、パワーあるなあ。
それでもって、帰りの飛行機では次の舞台の譜読みしてるんですよ。
あー、つくづくシロートでよかったと思うひととき。
2015年5月21日木曜日
オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -2-
5月10日の深夜、頭の中の混乱をそのままに、コペンハーゲンからリトアニアのビリニュスへ。
ホテルに着いたのは午前2時くらいだろうか。
眠い、、、。
なんせ寝ていても、自分の歌が常に聴こえてくるのだ。
リトアニアはGDP約8兆円、人口320万人。
さあ、明日はいよいよゲネプロ、本番。
くーーー、緊張するなあ。
ビールはコップ一杯だけにしました。
ホテルに着いたのは午前2時くらいだろうか。
眠い、、、。
なんせ寝ていても、自分の歌が常に聴こえてくるのだ。
![]() |
| とても綺麗な街並み |
![]() |
| 特産品の琥珀 |
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| 我々が観光中に舞台監督と演出助手はお仕事、、汗 通訳は関西大学に留学経験のあるオーガステさん |
日本で暮らす我々になじみは少なく、リトアニアに行ってくると言うと、たいてい「それ、どこだっけ?」とか「クロアチア」に行くんだよね、などと言われることが少なくない。
公園にはホームレスの姿もなくはないが、小さな家が立ち並ぶ(それでも日本の平均的住宅よりだいぶ広いけど)街並みは人々がとても豊かで幸せそうな印象だ。
有名なピンク色のスープにはありつけなかったが、食事はとても美味しい。
午後からオケリハ、夜は場当たり。
場当たりならいつもの得意技だからまかせとけ、ってそうではありません。
舞台の進行を確認すべく、イリと立ち位置を確認してハケるんですね。
ヘソだとかサスだとか、バミルだとかの業界用語にも慣れてきて、いっぱしの俳優気分ルンルン♪
あ、そこサス先1mバミって!
かっこいいではないか。
町中に告知ポスターがあふれているって聞いていたんだけど、見つけることはできません。すでに撤去されたのかな?
あ、そこサス先1mバミって!
かっこいいではないか。
| 劇場入口の告知 |
| リトアニア国立ドラマ劇場入口のオブジェ |
さあ、明日はいよいよゲネプロ、本番。
くーーー、緊張するなあ。
ビールはコップ一杯だけにしました。
2015年5月20日水曜日
オペラ杉原千畝物語・人道の桜 世界初演の旅 -1-
4月からフルートの練習量は激減し、とうとう2週間ほど全く吹かない毎日でした。
ひょんなことからオペラの世界初演に参加する機会に恵まれ、昨年9月から稽古に勤しんでおりました。
音楽に無縁だった私が無謀にもオペラの舞台に載ったわけです。
2015年5月10日SASで成田を出発、コペンハーゲンへ。
ここで大変な優れものを新発見。
飛行機での長旅は疲れるもの。
「快適な空の旅をお楽しみください。」
はあ?快適?? うそだろ!
が、しかし、だからと言って、「不快な旅ですが、しばし我慢願います。」と言われたらたまりませんね。
何事も前向きに捉えないとね。
外国へ行くワクワク感を堪能しないとね。
何が辛いって空気が乾くので口の中、鼻の中、喉がカラカラで呼吸自体に違和感がする。
そして風邪のウイルスが大活躍。
飛行機の長旅に欠かせないアイテム「濡れマスク」。
これはよい!
しばらく付けずに過ごしていましたが、カバンの中に濡れマスクがあることを思い出し、つけてみた。
あら不思議。呼吸がものすごく楽。
こんないいものがあるなんて、もっと早く気づいていればよかった。
おかげさまでゆっくり眠ることができました。わーい。
コペンハーゲンはとても綺麗な街。
だけれども物価がとても高い。
空港でサンドイッチと水だけで2,000円。。。とほほ。
500mlの水が400円もする。
でも考えてみたら成田の寿司弁当は3,000円もするではないか。
日本を訪れた外国人はびっくりするだろうなあ。
ああ、とうとう来てしまった。
そして、いよいよ本番を迎えるんだなあ。
成功のイメージをしっかり頭に焼き付けるよう努力してるんだけど、努力しないと成功のイメージが作れないってことは、本音は自信がないってことなんだよね。
自信がないわけではないのだ。いやというほど稽古してきたのだし。
よし、これならいけるという気持ちなのだが、なにせ初めてのことだし、やっぱり不安だあ!いや、必ず成功する! 頭の中の混乱よ、静まれ!!
ひょんなことからオペラの世界初演に参加する機会に恵まれ、昨年9月から稽古に勤しんでおりました。
音楽に無縁だった私が無謀にもオペラの舞台に載ったわけです。
2015年5月10日SASで成田を出発、コペンハーゲンへ。
ここで大変な優れものを新発見。
飛行機での長旅は疲れるもの。
「快適な空の旅をお楽しみください。」
はあ?快適?? うそだろ!
が、しかし、だからと言って、「不快な旅ですが、しばし我慢願います。」と言われたらたまりませんね。
何事も前向きに捉えないとね。
外国へ行くワクワク感を堪能しないとね。
何が辛いって空気が乾くので口の中、鼻の中、喉がカラカラで呼吸自体に違和感がする。
そして風邪のウイルスが大活躍。
飛行機の長旅に欠かせないアイテム「濡れマスク」。
これはよい!
しばらく付けずに過ごしていましたが、カバンの中に濡れマスクがあることを思い出し、つけてみた。
あら不思議。呼吸がものすごく楽。
こんないいものがあるなんて、もっと早く気づいていればよかった。
おかげさまでゆっくり眠ることができました。わーい。
コペンハーゲンはとても綺麗な街。
だけれども物価がとても高い。
空港でサンドイッチと水だけで2,000円。。。とほほ。
500mlの水が400円もする。
でも考えてみたら成田の寿司弁当は3,000円もするではないか。
日本を訪れた外国人はびっくりするだろうなあ。
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| 日本では入手困難と言われているホテルのシャンパントリュフ。 |
![]() |
| ハムレットの舞台 Kronborg Castle |
ああ、とうとう来てしまった。
そして、いよいよ本番を迎えるんだなあ。
成功のイメージをしっかり頭に焼き付けるよう努力してるんだけど、努力しないと成功のイメージが作れないってことは、本音は自信がないってことなんだよね。
自信がないわけではないのだ。いやというほど稽古してきたのだし。
よし、これならいけるという気持ちなのだが、なにせ初めてのことだし、やっぱり不安だあ!いや、必ず成功する! 頭の中の混乱よ、静まれ!!
2015年5月9日土曜日
アーティキュレーションが変わると、、、
この頃はオペラの稽古が頻繁(はんざつではありません、ひんぱんです)にあるため、基礎練習をさぼっています。
それでも目に見えるほどの後退はないようだし(そも前進もあまりないわけですが)、ゴダールのフレーズを楽譜を見ないで、音を探しながら吹いてみることが楽しい。
私の楽譜(flutetunesからDLした無料のやつ)は、十六分音符の羅列が全てスラーなのですが、先生の楽譜は変拍子風のアーティキュレーションになっている。
3拍目をスラー、続いて1,2拍目をスラー、さらに3拍目をスラー。
アーティキュレーションを変更すると途端に間違える。。。
そういうものなのでしょうね。
タンギングする場所を変更するだけです。
わかっている簡単なことができないもどかしさ。
こんなこともできない自分が辛い。
初見のテストはかなり難しいので、先生とユニゾン。
音程が不安定でずれているとの指摘。
それでも始めの頃に比べればずいぶんと合うようになったのでこれでいいのだ、と思うことにしよう。
GWは毎日オペラの稽古。
不覚にも体調を崩してしまい、抜いた発声で稽古に参加した。
発声を抜くことで力みが消えて案外歌いやすいことを発見。
フルートと同様で、力みを取るにはムキにならずに抜いて(頭部管ではない)吹いてみることもいいかもしれない。
プロに混ざって稽古してきたオペラは、段取りに感情を嵌め込むことができて完璧な仕上がり。
成功間違いなし。
明日からオペラの舞台に移動するので、しばらくの間フルートはお休み。
ニッポンの美味しいピッツァの食べおさめ。
それでも目に見えるほどの後退はないようだし(そも前進もあまりないわけですが)、ゴダールのフレーズを楽譜を見ないで、音を探しながら吹いてみることが楽しい。
私の楽譜(flutetunesからDLした無料のやつ)は、十六分音符の羅列が全てスラーなのですが、先生の楽譜は変拍子風のアーティキュレーションになっている。
3拍目をスラー、続いて1,2拍目をスラー、さらに3拍目をスラー。
アーティキュレーションを変更すると途端に間違える。。。
そういうものなのでしょうね。
タンギングする場所を変更するだけです。
わかっている簡単なことができないもどかしさ。
こんなこともできない自分が辛い。
初見のテストはかなり難しいので、先生とユニゾン。
音程が不安定でずれているとの指摘。
それでも始めの頃に比べればずいぶんと合うようになったのでこれでいいのだ、と思うことにしよう。
GWは毎日オペラの稽古。
不覚にも体調を崩してしまい、抜いた発声で稽古に参加した。
発声を抜くことで力みが消えて案外歌いやすいことを発見。
フルートと同様で、力みを取るにはムキにならずに抜いて(頭部管ではない)吹いてみることもいいかもしれない。
プロに混ざって稽古してきたオペラは、段取りに感情を嵌め込むことができて完璧な仕上がり。
成功間違いなし。
明日からオペラの舞台に移動するので、しばらくの間フルートはお休み。
ニッポンの美味しいピッツァの食べおさめ。
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