2014年8月9日土曜日

楽譜を読む力

本来、楽譜などなくてもきちんと音楽ができればいいんでしょうね。

ですが、そも楽譜なしで複雑な楽曲を奏でるとなると、全て口伝になってしまいます。

西洋音楽が現在の音楽のスタンダードになったのは、音律と楽譜の合理性に依るところが大きいのかもしれません。

レッスンで毎回初見のテストがあるのですが、そのおかげでだいぶ譜読みができるようになってきた。

ルンルン♪。

古典的なメロディーだけの場合限定ですけど、、、。

今日はご近所のフルートアンサンブルの定期練習。

亡き王女のためのパヴァーヌの四重奏。
どう合わせていいのかわからない、、、。
なんとなく、できているようだけれど、バラバラ感が否めない。

浚う前のエチュードの模範演奏を聴くことと同様、やってはいけないことだけれど、コンピュータに打ち込んで、コンピュータに演奏させて感じを掴むことにした。

作業はリーダーにお任せして、出来上がりを待つお気楽な身。

でも本当はこのくらいは、譜読みで感じを掴む力が欲しいよね。

8 件のコメント:

  1. こんにちは

    相変わらず、音楽と美味しい食事の毎日を過ごされているようで、ちょっとうらやましいです(笑)

    さらう前に模範演奏を聴くのはやってはいけないとは、私は思いませんが 誰かにそのように言われたのですか?

    コンピュータに打ち込んでというのは、楽譜作成ソフトを使用しているのですか? 私も現在、バッハの鍵盤曲を2本のフルートにアレンジするために、楽譜作成ソフトを使っています おかしな部分の確認には大変便利ですよね 楽譜を見ただけで頭の中で音が鳴るというのは、相当訓練を重ねた人でないと無理でしょうね。。。

    アレンジが完成したら、レッスンに持っていこうと思っています 

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    1. パスピエさん、

      こんにちは、

      おいしい食事といい音楽との出会いは、生きててよかった気分が山盛りになります。

      エチュードによっては先生が事前に模範演奏をしてくれる場合もありますが、基本的にエチュードをさらうまえの模範演奏を聴くことは教師からはやってはいけないと言われています。

      まず楽譜を見て、調性は何か、拍子は?転調は?どういうリズムで、どのくらいのテンポでどう表現するべきか、苦手なところはどこか、どういうフレーズでどこでブレスするべきなのか、などなどを自分で考える訓練を要求されているのだと思います。

      アルテスをプロが模範演奏しているCDを持っていますが、2巻のまだやっていない曲はあえて聴かないようにしています。

      まず、きちんと譜読みする努力をして(一見複雑そうな譜面もきちんと分解して数えればだいたいわかるはず、ですが、なかなか難しいことも少なくありません)それから聴くように言われています。

      おそらく私の譜読みの力が弱いことを補うための配慮ではないかと思います。

      でもそのおかげでしょうか、だいぶ初見に意欲と自信がついてきて嬉しいです。

      コンピュータに打ち込むのはパソコンソフトです。
      アンサンブルのリーダーがスキャナで楽譜を読み込むソフトを持っているので、リーダーにお願いしています。

      私は無料のMuseScoreを使いますが、これだとスキャナで読み込むことができないので、大変な手間がかかります。

      楽譜を観ただけで頭の中で音が鳴る、うーん、そういう才能はありませんが、単音で非日常的な分散和音構成でなければだいたい想像がつくようになってきました。もちろん、音程はかなり怪しいですけどリズムはだいたいわかると思います。

      ご自分でアレンジされるのですね。
      そういうことができたらまた楽しいでしょうね。

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  2. 模範...というか参考演奏を聴くのはそれはそれで勉強になりますが、先生は手際よく音源を参考にして演奏するクセを付けると、オヤジ生徒になかなか楽譜を読む力がつきにくいと判断されているんでしょうね。(笑)
    楽譜を読むと言っても、慣れて来るとディティールばかりではなく、骨格を素早く読み取ったりする力もつきますので、ぜひぜひ自力で読む力はつけて行くといいでしょう。

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    1. 本来は楽譜など見ること無く、模範演奏を聴いただけで、真似っ子して吹ける才能があることが最も素晴らしいと思います。

      ですが、西洋音楽がスタンダードになった要因の一つに楽譜の存在があるのではないかと思います。

      すると、私のようなおっさん生徒でも、先人が創った音楽をそこそこ楽しむことができるわけです。

      初めて見る楽譜を読む(と言っても極めて初歩的な話しですが、)ことに意欲を感じるようになったことが大きな収穫です。

      そして、これはどう演奏すべきか、なんてーことをシロートなりに考えることが楽しくなりました(極めて初歩的レベルですけど、)。

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    2. 楽譜は骨組みしか書かれていないものから、かなり詳細を指示したものまでありますが、それでもそれを機械的に音にしただけでは音楽たり得ません。そこからどうやって音楽を誕生させるか?が譜読みです。それも大切ですし、耳から入って来た音楽を聞き取り、それを再現したり、それにたいして応えたり。どちらも大事だと思います。

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    3. 音楽って聴く楽しみ、耳覚えで真似っ子して演奏する楽しみ、に加え楽譜を読む楽しみがあることを発見したような気がして楽しいです。

      目指せ、機械からの脱却って感じです(笑)。

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    4. 所詮、同じ人間が作った音楽ですし、楽譜の仕組みですから、わかってしまえばそれは本来、自分の中にもあったもの・・・ということが多いと思います。
      そして、表現の仕方はやってはいけないものもあるけれど、やってもいい方法もたくさん存在します。
      意外と耳から入れて楽譜のない世界で演奏する技を持たない自称プロも多いのが現実。楽譜にばかり執着しすぎることなく、しかし作曲家へのリスペクトもしっかり持って・・・というバランスが大事かと。

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    5. >楽譜のない世界で演奏する技
      名言ですねえ。
      音楽を忘れて音色だけに囚われる演奏も避けなければいけませんね。

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