2015年8月24日月曜日

指まわりのストレス 

二十歳をかなり過ぎてフルートを習おうったって、そりゃ鮮やかな指まわりなぞするはずない。

指って不思議とよくまわってくれることもあるかと思えば、全くダメだったりする。

昨日はできたんだからできるはず。

でも、できない。

焦るほどダメになっていく。

原因はおそらく力が入っていることだと思う。

力が入っていると言っても、フルートを吹くことは力仕事ではないので、強い握力で楽器を締め上げているわけではない。

ほんの少しの力みが指を転ばしているのだ。

そういう時はしばらく吹くのを止めて、休憩してから吹くと、「あら、不思議」吹けちゃったりする。

では、休憩せずに、即座に脱力するにはどうしたらいいのか。

これは困難な課題だなあ。

近年はすっかりストレスに弱くなったので、ムリはやめよう。

指まわりにあまり悩まなくてすむ曲を音楽的に演奏する方向にシフトしないとフルートを吹くことが嫌になるかも。

そうは言ってもゴダールの高音域の早いパッセージをなんとかしたい。

そこだけ暗譜してアーティキュレーションを変えて何度もやってはいるのだが。




昨日は特別な日。  13年前の昨日、人生で最も大きなストレスに遭遇した記念日。 そして、すぐに人生で二番目のストレスに遭遇。

他人と過去は変えられない。

ならば、自分の意識を変えればいいのだ。

情動の末梢神経起源説を信じて笑顔でね。


洗濯バサミが経年変化で次々と折れる。
アイリスオーヤマのポリカーボネートの洗濯バサミをアマゾンで購入。
3,000円超。ちと高い。
すると100円ショップで交換用のポリカーボネート製ハサミを発見。
これで十分ではないか。



うーん、アマゾン破れたり。

2015年8月21日金曜日

T-PainのPVに!

初見のテストはTulou。

Tulouは以前吉田雅夫さんのテキストで独習していました。

なので、初見にならないかなと思いきや、全く初めて見る曲。

1stのメロディーはいくつか音を間違えたが一発で合格。

ところが、2ndはやたらと迷子になるではないか。

メロディー以外は苦手だということが露呈。

1stの音を見ながら合わせることは初見ではムリ。

しっかり数えることから始めないと演奏が成り立たない。絡みを理解してから、1stと合わせるようにすること。

次回はクライスラーのロンディーノを見てもらうことにした。

あああ、また課題が増えたのだ、、、。



なんとT-PainのPVに天才フルーティストが出ているではありませんか。
びっくり! 表現の路線変えたのかな。

若いし、いろいろやってみることだよね。

医者辞めてフルーティストになった人もいるしね。

2015年8月19日水曜日

YouTubeで見つけた 「いいね」と思える演奏

いい演奏を見つけた。

何度も聴いてる。

出だしのスラー、スタッカートの切り上げる響きがたまりませんなあ。
早速楽譜をIMSLPからダウンロード。
Rondino on a Theme of Beethoven

そして真似して吹いてみた。
なかなか同じようにはできないけど、同じように吹いているつもり(笑)。

が、こんなことしてる場合ではないのだ。
今日はレッスンなのだが、課題のゴダールをスラスラとダイナミクスをつけて演奏できないのだ。
エチュードも手付かずなのだ、、、汗。

2015年8月9日日曜日

演奏に一杯一杯なのに、、、

デュエットの初見はMozart。
Mozartらしいかわいい曲を一発合格。

嬉しいな♪

ゴダールのAllegrettoは吹くだけで精一杯。

目標テンポは♩=100。

無茶だよね。それって。

当面テンポは意識しないことにしよう。

ところが、ダイナミックスも楽譜通りにするようにとのこと。

もう難しいったらありゃしない。

けど、優しく流れるメロディーにも豊かなダイナミックスが必要なんだね。

歌の翼みたいな曲でも、よーく聴くと上手な人は実にダイナミックに歌っている。

ダイナミックスとは単に音が大きい、小さいではないのだよね。

フレーズにワナワナする魂の叫びを表現するって感じ?



玄関の照明だけが我が家で唯一の白熱球でした。

AmazonでLEDの白熱球タイプを発見。
試しにオーダーしてみたら、これが素晴らしい。

ルミナス LED電球 クリアタイプ 広配光 40W相当



これで消費電力はたったの5W。
みんなLEDにしたらかなり省エネになるよね。
半袖スーツの比ではないだろ。

2015年8月2日日曜日

「オペラ 杉原千畝物語・人道の桜」成功!! 

プロに混ざって参加したオペラを、無事に成功裏に終えることができた。

千畝がカウナスを離れる際、動き出す列車の中からビザを描き続ける千畝を見送るシーンではユダヤの医学生として、千畝にエールを送るのだが、目線の先の眩しいライトには正にヨーロッパの古い鉄道の車両がカウナス駅をゆっくりと車輪の軋みとともに離れていく様子が見える。

ありがとう、杉原。私はビザをもらうことができなかった。この先どうなるかわからないが、あなたの人としての決断を決してわすれない。

演じながら流れる涙を拭うこともしなかった。

出し切った。

聞けば、一緒に演じたユダヤの群衆役は一様に泣いていたそうだ。

そして、観衆も泣いていた。

カーテンコールまであっという間だった。

アマチュアが混ざったことで技術的には問題点も多いと思う。
そりゃそうだよね。なんたってシロートなんだから。

でもね、プロにはない何かが却って功を奏したと言えないだろうか。

舞台という仮想空間の世界でプロに存在感で負けてはいけない。

きっとプロとは違った異常なまでに強い感情移入があるのではないか。

その強い感情移入が単なる自己満足にならないように、段取りを表現に変えるべく日々稽古したきたのだ。

回収率20%のアンケートの多くが「涙が止まらなかった。」と書いている。
そして、観客満足度は4.89!

お世辞を言わない古い友人からも、「たいしたもんだわ。一万円は高いと思っていたけど、つきあいでしょうがないから行ったけど、十分価値あるね。次の公演には母親も連れていく。」ってメッセージが来た。

カーテンコールで観客と一体になった気がしたのは決して錯覚ではなかったようだ。

次回は2015年12月5日 品川きゅりあん大ホールでオケ伴奏で2公演です。


一仕事終えた後の私は抜け殻みたい。
常に全編のアリアが頭の中で聴こえる。病気かな?

フルートはいよいよゴダールの組曲Op.116のAllegrettoに挑戦。
そう、ゴールウェイが17本のフルートをとっかえひっかえしながら吹いていることで有名な曲です。
CooperとムラEXが他と比べるとやや楽器がサチっているように聴こえるが、どれを聴いてもゴールウェイの音なんだよね。
ゴールウェイのように吹くことをイメージしてみたいが、とてもテンポが、、、、。

こんな難しい曲できるのかな。。。
でも、こんな曲をレッスンできるところまで来れたのだからすごいことなのだ。
なんせ二十歳をかなり過ぎて始めたのだからね。
問題は稚拙な技術をカバーするだけの表現ってありえないことだな。。。
このばやい。